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大江健三郎講演会「詩と小説と生きること」

『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』(新潮社)刊行記念
大江健三郎講演会「詩と小説と生きること」
エドガー・アラン・ポーの「アナベル・リイ」という詩が、大江さんの小説と人生に与えたものについて、そして詩の翻訳についてお話いただきます。

提供 新潮社 大江健三郎
1935年愛媛県生れ。東京大学仏文科卒業。1958年「飼育」で芥川賞受賞。以後、常に現代文学の最先端に位置して作品を発表しつづけている。1994年ノーベル文学賞受賞。
最近作は、『大江健三郎 作家自身を語る』(新潮社)、『読む人間』(集英社)など。
■日時 12月10日(月) 19:00開演(18:30開場)
■会場 新宿・紀伊國屋ホール(新宿本店4F)
■料金 1,000円(全席指定・税込)
■前売取扱 キノチケットカウンター(新宿本店5F/受付時間10:00〜18:30)
■チケット発売予定 11月6日(火)
■予約・問い合わせ先 紀伊國屋ホール 03-3354-0141(受付時間 10:00〜18:30)
■主催 紀伊國屋書店
■協力 新潮社
■ 終演後、サイン会を開催いたします(先着100名様)
会場で『臈(らふ)たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』(11月20日発売)をお買い上げの方が対象になります。

◎イベントの日時・時間については急な変更等ある場合がございます。詳細は各店にお問い合わせください。
◎定員になり次第、チケットの発行を終了させていただきます。尚、当サイトでのチケット完売のご案内は遅れる場合があり
ます。チケットの残数については上記へお問い合わせください。
http://www.kinokuniya.co.jp/01f/event/shinjukuseminar.htm

ベンヤミン、あるいは都市の書法
田中純 × 大宮勘一郎
■2007年12月10日(月)18:30〜
会場:ジュンク堂書店 新宿店8F喫茶 
入場料:1000円(1ドリンク付き) 定員40名
■お申込:ジュンク堂書店新宿店7Fカウンター 
  お電話(03-5363-1300)でもご予約を承ります。

田中 純(たなか じゅん)
1960年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。現在、同研究科准教授。博士(学術)。専攻:表象文化論、イメージ分析。著書に『残像のなかの建築』(未來社、1955年)、『ミース・ファン・デル・ローエの戦場』(彰国社、2000年)、『都市表象分析Ⅰ』(INAX出版、2000年)、『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』(青土社、2001年、サントリー学芸賞)、『死者たちの都市へ』(青土社、2004年)ほか。『site zero/zero size』責任編集(メディア・デザイン研究所。 http://before-and-afterimages.jp/

大宮勘一郎(おおみや かんいちろう)
1960年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、慶應義塾大学文学部教授。専攻:ドイツ文学・思想、メディア理論。著者に『纏う――表層の戯れの彼方に』(共著、水声社、2007年)ほか。訳書に、フリードリヒ・キットラー『ドラキュラの遺言』(共訳、産業図書、1998年)、同『メディアシステム1800・1900』(共訳、インスクリプト、近刊)ほか。

ベンヤミンから都市へ、あるいはベンヤミンの都市へ――。
都市を遊歩し、陶酔し、低徊し、そして記述した批評家ヴァルター・ベンヤミン。19世紀から21世紀へと世紀の閾をこえて、思考のモデルとしてのベンヤミンを「いま・ここ」に召還し、その書法(スタイル)を問う。写真・映画・建築・文学・考古学…にわたって横断的な都市論を展開する田中純、そして、ベンヤミンのテクストから、記憶と回想、物語と分身、複製技術と残余、批評と翻訳…の問いを切り開く大宮勘一郎――東京大学教養学部ドイツ科同窓の両氏による、初対談。
田中純著『都市の詩学――場所の記憶と徴候』(東京大学出版会)、大宮勘一郎著『ベンヤミンの通行路』(未來社)の2冊の刊行(11月末予定)を記念したイヴェントです。
どうぞふるってご参加下さい。

古木杜恵の“闘う!居酒屋”第六夜
「頑張れ! 週刊誌」「雑誌ダカーポとその時代」
 エラ〜イ新聞やテレビが報道しないことを、雑誌は一生懸命かきわけかきわけ、ときにはまじめに、ときにはふざけて読者に伝えていく。右あり、左あり、芸能ゴッシプあり、エロあり。そんな雑誌があってこそ自由社会といえるのではないか。
 ところが、インターネットの普及、書店の閉鎖、個人情報保護法よる取材規制や高額訴訟などで、ここ数年『週刊宝石』『噂の真相』『ダカーポ』など雑誌の休刊が相次いでいる。官の情報に依拠した建前だけの情報を垂れ流す新聞・テレビだけでいいのかな? 頑張れ! 週刊誌。頑張れ! 雑誌。
 今年最後の「闘う!居酒屋」第六夜は、雑誌メディアの大忘年会。会場は文化の発信源・中央線沿線にオープンした阿佐ヶ谷ロフトだ。
■PART1 頑張れ!週刊誌
【出演】山口一臣(『週刊朝日』編集長)、近藤大介(『週刊現代』副編集長)、北村 肇(『週刊金曜日』編集長)、元木昌彦オーマイニュース編集長/元『週刊現代』編集長)、『週刊文春』(交渉中)
■PART2 雑誌ダカーポとその時代
【出演】『ダカーポ』編集長・編集者・関係者、斎藤貴男(ジャーナリスト)、篠田博之(『創』編集長)、吉田 司(ノンフィクション作家)、吉岡 忍(作家)、野中章弘(ジャーナリスト)
【総合司会】古木杜恵(フリーランスライター)

Open 18:30 / Start 19:30
¥1,500(飲食代別)<当日のみ>