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希望は戦争!?予約受付開始

社会知性開発研究センター公開シンポジウム−創立130年記念事業−

テーマ:「ベルンシュタイン文庫」が語るフランス革命
         −フランス革命下の民衆と自由・平等−

趣旨   社会知性開発研究センターでは、専修大学の21世紀ビジョンとしての「社会知性の開発」の趣旨に則り、国際社会に対応し得る学術・文化の幅広い分野を対象に、オープン・リサーチ・センター整備事業などの学際的、専門的な研究・教育活動を推進しています。

  そこで今回は、創立130年記念事業の一環として、専修大学が所蔵しているフランス革命関連の世界的な貴重資料を集めた「ベルンシュタイン文庫」の一般公開・展示に合わせて、下記のとおり公開シンポジウムを実施します。
  フランス革命から200年が過ぎ、その「修正主義的」革命解釈は相対化され、革命の諸局面を実証的に再検討する研究が注目されています。とりわけ、革命下の民衆の動きと「自由・平等」の視点から革命の読み直しが進んでいます。本シンポジウムでは、これらの点について「ベルンシュタイン文庫」史料を使って、最近のフランス革命史研究の成果を具体的に示します。

日時 平成19年10月25日(木) 17:30〜20:30
場所
紀伊國屋書店 新宿南店7階 サザンシアター

主催 専修大学社会知性開発研究センター

内容 講演Ⅰ 「フランス革命期の知識人」
山崎耕一(歴史学研究センター客員研究員・一橋大学社会科学古典資料センター教授)

講演Ⅱ 「リヨンのフランス革命−自由と平等の狭間で−」
小井高志立教大学文学部教授)

講演Ⅲ「バス・ノルマンディーにおける1789年の食糧蜂起」
近江吉明(歴史学研究センター代表・文学部教授)

シンポジウム
司会 遅塚忠躬(歴史学研究センター客員研究員)

参加料 無料
申込方法 メール(socio@acc.senshu-u.ac.jp)またはFAX(044-911-1348)にて、
①氏名(ふりがな)、 ②住所、 ③「10月25日の公開シンポジウムに参加」 を明記のうえ、専修大学社会知性開発研究センター事務課までお申し込みください。 定員内で聴講できる場合は返信しませんが、定員超過等で聴講ができない場合のみ本センターよりご連絡いたします。 (問い合せTEL044-911-1347)

申し込み締切 平成19年10月19日(金)

※お申込み時にいただいた個人情報は、専修大学からのお知らせや連絡、または個人が特定できないようにして統計処理等を行う目的で使用します。

お申し込み
アドレス、FAX番号 E-mail socio@acc.senshu-u.ac.jp
FAX   044-911-1348




若者を見殺しにする国』予約受付中!

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「丸山眞男」をひっぱたきたい 31歳フリーター。希望は、戦争。
けっきょく、「自己責任」 ですか 続「『丸山眞男』を ひっぱたきたい」「応答」を読んで──


*1

*1:『若者を見殺しにする国』 目次


まえがき――赤木智弘とは、いったいどんな人間なのか


第一章 強大な敵としての俗流若者論

 青少年の凶悪犯罪が増えているって?
 なぜ俗流若者論がささやかれるのか
 オタクの発生
 執拗なオタクバッシング
 フィギュア萌え族
 『ゲーム脳の恐怖』の恐怖
 教育とはなにか
 九五年レポートの不合理
 結局、俗流若者論って、なんなのだろう?



第二章 私は主夫になりたい!

 男女平等は当たり前のことでしょう
 なぜ、「主夫」がこんなにすくないのだろうか
 「強者 or 弱者」 and 「男性 or 女性」
 本当の抵抗勢力
 個人の平等から、世帯の平等へ
 本当に弱者を保護するために



第三章 「『丸山眞男』をひっぱたきたい」ができるまで

 「ズレ」から「思想」へ
 「ジャーナリスト養成コース」という居場所
 本名で書くということ
 自分で考える
 スクールバスの論理
 子どもとリスク
 平日の日中に出歩く「不審者」としての私
 若者殺しの時代
 他者を「徴用」すること



第四章 私が戦争を希望する理由

 三一歳、フリーター。希望は、戦争。
 けっきょく、「自己責任」ですか



第五章 どうすれば貧困層を救い出せるのか

 左派が本当に戦うべきは誰なのか
 いま以上にヒドイことなんて、どこにあるのか
 デモ隊の前に立ちふさがる側の論理
 いかにして発見されていない軸を見つけだすのか
 問題の大半は金で解決できる?



第六章 「思いやりのある社会」への希望

 強者に道徳を 弱者に自由を
 自由とはなんだろう
 「希望は戦争」という良心
 平和はなにを守っているのか
 弱者のために、本当になすべきこと
 若者を見殺しにする国
 「平和」との闘争
 スラップスティック



あとがき

※第四章の前半は「論座」2007年1月号掲載の文章、後半は同誌2007年6月号掲載の文章を、それぞれ含みます。