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「赤紙と徴兵―105歳、最後の兵事係の証言は」何を伝えるか

8月12日(金)
Program N〈道路(みち)の遠近を忘れたり〉  5作品/上映約65分+トーク 
ゲスト : 鵜飼哲吉増剛造八角聡仁
・Na entrada da casa dos fogos(花火の家の入口で)
奄美フィルム――ミホさん追悼
・Jakaranda――リオ、サンパウロ
・道路(みち)の遠近を忘れたり――津田新吾さんを悼みつつ
・心中天の秋川、……

吉田敏浩さん×小菅信子さんトークセッション開催!
赤紙と徴兵』(彩流社)刊行記念
赤紙と徴兵―105歳、最後の兵事係の証言は」何を伝えるか
吉田敏浩さん×小菅信子さんトークセッション開催!

村人に毎日のように赤紙を届け続けた元兵事係が、大量の兵事書類を命がけで残した――なぜ、国家は戦争ができたのか。なぜ、不気味なまでの徴兵制度が稼働したのか。貴重な資料を読み解き、村の日常から戦場への道のりを追ったお話を伺います。

開催日時 8月12日(金)18:00〜20:00(開場17:45)
開催場所 東京堂書店 神田神保町店6階
参加方法 参加費500円(要予約)
電話または、メール(tokyodosyoten@nifty.com)にて、件名「吉田さん小菅さんイベント希望」・お名前・電話番号・参加人数、をお知らせ下さい。イベント当日と前日は、お電話にてお問合せください。電話 03−3291−5181

◆講演者ご紹介
吉田敏浩
1957年生まれ。ジャーナリスト。アジアプレス所属。1985〜1988年にビルマミャンマー)北部のカチン州とシャン州に住むカチン人など諸民族の村々を訪ね、少数民族自治権を求める戦い、山の森と共に生きる人々の生活・文化などを取材した。その記録『緑の回廊』(NHK出版)で、第27回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。近年は現代日本社会における生と死の有り様、戦争のできる国に変えるおそれのある日本の現状を取材している。著書に『宇宙樹の森』『北ビルマ、いのちの根をたずねて』『生と死をめぐる旅へ』『ルポ 戦争協力拒否』『反空爆の思想』など。

小菅信子
1960年東京生れ。山梨学院大学法学部政治行政学科教授。主著に、『戦後和解』(中公新書 2005 石橋湛山賞)、『ポピーと桜』(岩波書店 2008)、『14歳からの靖国問題』(ちくまプリマー新書 2010)、『戦争の記憶と捕虜問題』(共編著 東京大学出版会 2003)、『歴史認識共有の地平』(共編著 明石書店 2009)、『戦争と和解の日英関係史』(共編著 法政大学出版局 2011)、『歴史和解と秦緬鉄道』(共著 朝日選書 2008)など。

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