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「現代世界の中で丸山眞男をどう読むか」

佐藤優さん×石川知裕さんトークセッション 『逆境を乗り越える技術』(ワニ・プラス)刊行記念対談
2014年5月28日 19:35
日にち:平成26年6月17日(火)
時間:会場18:00 開演18:30
会場:三省堂書店 神保町本店8階特設会場

ワニ・プラス刊「逆境を乗り越える技術」税込896円をお買上の方、先着100名様に整理券をお配りいたします。
お電話でのご予約も承ります。
トークショー終了後にお二人のサイン会を予定しております。


佐藤優さん×石川知裕さんトークセッション 『逆境を乗り越える技術』(ワニ・プラス)刊行記念対談

シンポジウム 「現代世界の中で丸山眞男をどう読むか」
【日時】
 2014年6月27日(金)11:00-16:30

【場所】
 東京女子大学

【プログラム】
 11:00-12:20 講演
  苅部直東京大学教授)

 13:15-16:30 パネルディスカッション
  司会   平石直昭 (東京大学名誉教授)

  報告   油井大三郎 (東京女子大学特任教授)
         「丸山眞男アメリカ文化の交錯」
        區建英 (新潟国際情報大学教授)
         「丸山と中国の近代的思考の模索―私の世代の体験を中心に―」
        趙星銀 (東京大学大学院) 
         「韓国における丸山眞男

  コメント 聶莉莉 (東京女子大学教授)

【対象】
 学生・大学院生・教職員・一般の方
 参加無料/事前申込不要

【趣旨説明】
 東京女子大学は2012年度に丸山眞男研究プロジェクトを発足させました。主な目的は、二つです。第一に、丸山文庫所蔵の草稿資料等をデジタルアーカイブ化することで、その世界的な供用を図ること。第二に、20世紀の知性史の中で、丸山の思想と学問の位置づけを試みることです。今年はプロジェクトの三年目にあたり、中間総括として、現代世界の中で丸山眞男をいかに読むかをテーマとして、シンポジウムを開きます。丸山は「戦争と革命の世紀」と言われた20世紀に生き、そこに現れたさまざまな問題に、鋭い分析と批判を加えました。それらが深い洞察と有益な示唆に満ちていることは、彼の著作を読む者がほぼ共通にもつ印象であると思います。シンポジウムでは、まず午前の講演で、丸山の思想と学問について鳥瞰的な話をしていただき、丸山についての理解を深めることをめざします。また午後のパネルディスカッションでは、三人の方々からそれぞれ、〈米国学会と丸山との知的交流〉・〈中国の改革開放世代にとって丸山がもつ意味〉・〈現代の韓国で丸山がどのように読まれているか〉、を中心に報告していただき、コメンテーターからの論評をいただきます。フロアとの質疑応答の時間も持つ予定です。全体を通じて、丸山がどんな問題に直面してどんな回答を出したのか、彼の知的格闘から我々は何を学べるか、を考えてみたいと思います。それはおのずから、彼の遺した知的遺産をいかに継承してゆくかという問いへの回答を示唆することでしょう。
 皆さんのご参加をお待ちします。


http://www.twcu.ac.jp/facilities/maruyama/project/meeting/symposium1.html