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『作品と商品』のあいだ〜表現という仕事のリアルな現場の話

みちくさ市連続講座
『作品と商品』のあいだ〜表現という仕事のリアルな現場の話〜
第3回 ゲスト:桑島十和子さん(美術監督
聞き手:中野達仁さん 司会:武田俊さん

誰もが気軽に表現をできる時代になりましたが、自分の「作品」を「商品」に変えていくことは難しい時代であるともいえます。メディアのあり方も大きく変貌を遂げている現在、クリエイターはどのように活動していくことが可能なのでしょうか。長年、東北新社でCMディレクターとして数々の作品を世に送ってきた中野達仁さんを講師に迎え、東京をハイパーローカルに掘り下げるシティカルチャーガイド「TOweb」を立ち上げた武田俊さんを聞き手に、時にはゲストを交え、これからの「表現」を考えるトーク形式のワークショップです。

第3回の今回は、ゲストに美術デザイナーの桑島十和子さんをお招きします。背景美術のイメージが鮮烈に残る映画『嫌われ松子の一生』や大きな話題を呼んだ『告白』『パコと魔法の絵本』など中島哲也監督作品や、テレビCMなどの美術を手がける桑島さん。一見するとあこがれの職業としてイメージしづらい「映画・映像美術」というお仕事を目指したきっかけから、印象的な現場でのエピソード、今の映画・映像業界が抱える構造的な問題についてお聞きすることで、まさに「作品と商品の間」である、美術の仕事のあり方を探ります。


桑島十和子(くわじま・とわこ)
1971年、秋田生まれの東京都育ち。美術監督、美術デザイナー、プロダクションデザイナー。
最近の主な担当CM作品にダイワハウス サントリー オランジーナ、サッポロ黒ラベル、ロト7がある。映画では中島哲也監督作品「下妻物語」「嫌われ松子の一生」「告白」など。同監督作品「パコと魔法の絵本」で第32回 日本アカデミー賞最優秀美術賞を受賞。2016年2月公開の宮藤官九郎監督作品「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」では地獄の美術を担当している。

中野達仁(なかの・たつひと)
1964年、福岡生まれ。(株)東北新社・CMディレクター。主な仕事はベネッセ ”たまひよ“シリーズ、YKK AP三井住友銀行、グリコ、ホクトのきのこなど。MVではGOING UNDER GROUND「トワイライト」「同じ月を見てた」、コーヒーカラー「人生に乾杯を!〜別れの曲〜」などがある。


武田俊(たけだ・しゅん)
1986年、名古屋市生まれ。元KAI-YOU, LLC代表、メディアプロデューサー。2014年12月より『TOmagazine』編集部に所属。東京をハイパーローカルに掘り下げるシティカルチャーガイド「TOweb」編集長。NHK「ニッポンのジレンマ」に出演ほか、講演、イベント出演も多数。

■開催 9月20日(日)
■時間 13:30〜15:00(開場13:10〜)
■会場 雑司が谷地域文化創造館 第2会議室
■入場料 1000円 ※当日お支払です

■予約方法 
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