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僕らの未開

第1回研究会(2014年10月30日)
研究会
日時:2014年10月30日(木)18:30-

場所:立教大学池袋キャンパス12号館地下第1会議室


報告者:小澤実(立教大学文学部)


報告タイトル:平泉澄と西洋学知 『中世に於ける社寺と社會との関係』におけるアジール論の検討

本報告では、史学史上皇国史観の唱道者として知られる平泉澄(1895-1984)の著作『中世に於ける社寺と社會との関係』(1926)に見られるアジール論を検討し、1920年代日本における西洋学知の受容の一部を明かとする。


参考文献:


若井敏明『平泉澄 み国のために我つくさなむ』(ミネルヴァ書房、2006年)


植村和秀『丸山眞男平泉澄 昭和期日本の政治主義』(柏書房、2004)


第1回研究会(2014年10月30日) - グローバルヒストリーのなかの近代歴史学


宮本常一と写真 (コロナ・ブックス)

宮本常一と写真 (コロナ・ブックス)

10月30日(木)19時30分ー21時 僕らの未開 石川直樹+畑中章宏『忘れられたことを知ること〜宮本常一と写真〜』 1500円(お茶付き)  6次元(東京都杉並区上荻1-10-3 2F)


日時:2014年10月30日(木)
開場:19時 開始:19時30分 終了:21時
会場:6次元(東京都杉並区上荻1-10-3 2F)
料金:1500円(お茶付き)
出演:石川直樹、畑中章宏
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代表作『忘れられた日本人』をはじめとして、日本人の生活や生業に光をあてた多数の著作を残した民俗学者宮本常一。彼は日本の村という村、島という島を歩き続け、10万枚以上の写真を撮りました。
目的の土地だけではなく旅のプロセスもつぶさに撮影する。知っているつもりにならず、子どもような姿勢で、世界のあらゆるものを全身全霊で知覚しようとする。


戦前からバブル前夜まで、歩く・見る・聞く・撮るを実践した宮本常一。その行程はおよそ4000日を越え、撮影された写真には、激動期における日本の庶民のいとなみや風土が刻み込まれています。
今回のトーク「忘れられたことを知ること」では、平凡社から発売された『宮本常一と写真』の著者である、写真家の石川直樹さんと作家・編集者の畑中章宏さんに、宮本常一の写真をとおして、民俗学や人類学への興味や重要性、そしてご自身の活動について、お話して頂きます。


写真家として地球のあらゆる場所を舞台に移動しながら記録し続ける石川直樹さんは、数年にわたり国東半島に通い続けた成果を2冊の写真集『国東半島』と『髪』(ともに青土社)として発表されました。
作家・編集者の畑中章宏さんは、ご著書『柳田国男今和次郎』(平凡社)や『先祖と日本人』(日本評論社)などによって、日本列島に暮らしてきた人々の変わらない民俗感情を伝え続けています。
石川直樹さんと畑中章宏さんお2人の活動と、宮本常一の活動の共通点と差異を探っていくことによって、忘れられていた日本の新たな扉を開くことができたらと思います。


http://bokurano-mikai.tumblr.com/post/99376878041/x

:DDD関連トークイベント ロナン・ブルレック×隈研吾 「Candle」2014年10月30日(木) / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース 会期:10/30蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース



隈研吾が2011年震災以降すすめる Ejp (East Japan Project)において、フランスのプロダクトデザイナーRonan&Erwan Bouroullecと東北地方の職人との協働によって生まれた""KOKESHI""の完成に合わせて行われるトークセッション。
「伝統工芸品」から「新しい日用品」へ、「新しい生活」を照らし出すものづくりの姿を考えます。


*本企画は代官山 蔦屋書店で開催されるデザインイベント「代官山 デザイン デパートメント 2014(: DDD)」(10/24−11/3)の一環です。


【参加方法】
参加は無料ですが要予約です。店頭またはお電話でご予約を承っております。


【定員】
先着60名様


【プロフィール】
・EJP(East Japan Project)プロダクツ
「新しい生活」のためのプロダクツ。たとえば、フレキシビリティが高く、一つのシステムをベースに、用途にあわせてさまざまな使い方が可能なプロダクツです。それは、古くから磨きあげられてきた伝統的な技術や素材を応用し、なるべく自然のままで人工のエネルギーや資源を消費しないような性質のものです。日本という「場所」に最適化した使いやすさとデザイン性をもち、これまでの生活とは違う、「新しい生活」を送ることを可能にします。


・隈 研吾
建築家・東京大学教授。近作に、サントリー美術館根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユがあり、現在、国内外で多数のプロジェクトが進行中。著書は『小さな建築」(岩波新書)『建築家、走る』(新潮社)、『僕の場所』(大和書房)他、多数。


開催概要

会期:2014年10月30日(木)
会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:20:00〜21:30
主催:代官山 蔦屋書店
協力:隈研吾建築都市設計事務所
お問い合わせ:03-3770-2525


http://tsite.jp/daikanyama/event/004391.html

【新宿本店】 『朝露通信』(中央公論新社)刊行記念 保坂和志さんトーク&サイン会 ゲスト:苅部直さん(2014年10月30日)


『朝露通信』で、昭和30年代の鎌倉で過ごした子ども時代を描いた保坂和志さんと、『安部公房の都市』で同じ昭和30年代の東京をテーマにした苅部直さん。お二人が、この50年間の日本の風景の変化を語り合います。


日時:平成26年10月30日(木) 19:00開演 (18:30開場)


場所:紀伊國屋書店 新宿本店 8階イベントスペース


定員:50名
*入場は無料ですが整理券が必要となります。


整理券の配布:10月24日(金)10:00より、2階レジカウンターにて『朝露通信』(税込2160円)をお買い上げの方先着50名様に参加整理券をお配りいたします。
*お電話でのご予約は整理券に残部がある場合に限り、10月25日(土)10:00より承ります。
(2階売場直通03-3354-5702)


トークは1時間程度を予定しております。トークの前後に、ご希望の方対象に保坂和志さんのサイン会を行います(サインは『朝露通信』以外の著作にも可能です)。色紙等にはサインできませんのであらかじめご了承ください。
*座席は自由席となります。トーク終了後のサイン会は前列より順番に行います。


*会場での録音・写真撮影はお断りいたします。


ご予約・お問い合わせ 2階文学・文庫売場 03-3354-5702


保坂和志(ほさか・かずし)
1956年、山梨県生まれ。93年『草の上の朝食』で野間文芸新人賞、95年『この人の閾』で芥川賞、97年『季節の記憶』で谷崎潤一郎賞平林たい子賞、2013年『未明の闘争』で野間文芸賞を受賞。他の著書に『カフカ式練習帳』『考える練習』など多数。


苅部直(かるべ・ただし)
1965年、東京都生まれ。東京大学法学部教授。専門は日本政治思想史。2006年『丸山眞男リベラリストの肖像』でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)、11年『鏡のなかの薄明』で毎日書評賞を受賞。他の著書に『光の領国 和辻哲郎』『物語岩波書店百年史 3 「戦後」から離れて』など。


【新宿本店】※整理券終了『朝露通信』(中央公論新社)刊行記念 保坂和志さんトーク&サイン会 ゲスト:苅部直さん(2014年10月30日) | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店