河村書店

人文系イベント紹介サイト

「建築と写真と(仮)」

2014/03/25 (火) 19:00 - 21:00 JST

ゲンロンカフェ
東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F


市川真人×東浩紀×上田洋子「ドストエフスキーからソローキンへ――ロシア・ユートピアの現在形」@hazuma @yuvmsk

前売/2500円(1ドリンク付き)◆==ゲンロン友の会/学生証提示で2000円に!==◆講義後はバータイムになります。お楽しみ下さい!


当日券は3000円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2500円になります。お席はチケット購入順ではなく、当日ご来場になった方から順にご案内致します。


【イベント紹介】

2014年3月、東浩紀がモスクワへ飛んだ。作家ウラジーミル・ソローキン、キュレーター・マラート・ゲリマンに会うためだ。本来はチェルノブイリツアーのオプションだったはずのこの取材、しかし、学生のころドストエフスキータルコフスキーにはまり、『ソルジェニーツィン試論」でデビューした東にとってロシア文化には独特の愛着がある。

ソローキンはロシアのポストモダン作家。文体や筋のパターンを縦横無尽にあやつり、猥雑かつエレガントなロシア語で小説世界を展開することで知られる。『ロマン』『青い脂』『親衛隊士の日』等邦訳が複数あり、2013年10月に刊行した新作『テルリヤ』は最高傑作として高く評価されている。いまロシア文学で最も注目される人物。
他方でゲリマンは、日本ではあまり知られていないが、ロシア現代美術に市場原理を取り入れ、グローバルな流通を可能にしたキーマン。シャープな切り口のキュレーションのみならず、ネット上で情報ポータルを立ち上げ、ロシア現代美術の国内外での認知に大きく貢献している。2008年にペルミで開催した「ロシアの貧しいもの」展は、市の美術展の月間集客記録を更新し、まもなく会場の建物が市立現代美術館となり、ゲリマンは館長となった。そんな二人と東はどんな議論を交わしたのか。保守強権のプーチン政権下のロシアで、文学やアートはいかにして自立と批評性を保っているのか。

昨年10月に来日したソローキンのインタビューおよび新作の抄訳は、市川真人が編集長を勤める『早稲田文学』に掲載された。市川は2013年11月のチェルノブイリツアーにも参加している。スラヴ世界の空気を肌で感じた市川に、モスクワ取材に同行したロシア文学者の上田洋子も加わり、取材動画を交えながらロシア文学、美術の最先端を独自視点で報告する。

市田良彦×浅田彰トークショー「反乱・主体化・階級闘争
市田良彦存在論的政治』(航思社)刊行記念

上映:
ストローブ=ユイレ『ヨーロッパ2005年、10月27日』、
ストローブ『ジョアシャン・ガッティ』

福島原発事故以後、日本でも脱原発などを掲げた街頭行動がつづく。階級闘争から「新しい社会運動」への変遷とともに、こうした運動が市民権を得たかのように語られるが、新自由主義、さらには台頭する右翼に対抗できるのか。対抗するには何をなすべきか。ストローブ=ユイレの作品をみちびきに議論する。

[日時]2014年3月25日(火)
    18:30〜20:30(18:00開場)

*18:30より上映開始(全14分)その後トークとなります

    
[参加費]1,500円(当日精算)


[予約制]メール(info@espacebiblio.superstudio.co.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

 ●メール受付:件名「市田氏×浅田氏トーク希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

 ※定員70名様


[会 場]ESPACE BIBLIOエスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv

主催:エスパス・ビブリオ、航思社
協力:アテネフランセ文化センター
市田良彦(いちだ・よしひこ):
神戸大学大学院教授。1957年生まれ。著書に『闘争の思考』『ランシエール 新〈音楽の哲学〉』『アルチュセール ある連結の哲学』『革命論』など。

浅田彰(あさだ・あきら):
批評家。1957年生まれ。著書に『構造と力』『逃走論』『映画の世紀末』『20世紀文化の臨界』など。

書籍情報:
存在論的政治―反乱・主体化・階級闘争
著者:市田良彦
発行:航思社
ネグリランシエールフーコーなど現代思想の最前線で、そして9.11、リーマンショック、世界各地の反乱、3.11などが生起するただなかで、歴史の最終審級からつむがれる政治哲学。
『闘争の思考』以後20年にわたる闘争の軌跡。
(フランスの雑誌『マルチチュード』掲載の主要論文も所収)

上映作品:
「ヨーロッパ2005年、10月27日」Europa 2005 27 octobre
(2006年/12分/DVD)
監督:ジャン=マリー・ストローブ、ダニエル・ユイレ
ストローブ=ユイレ初のDVによるシネトラクト(アジビラ映画)。05年秋、フランス全土で3週間にわたって起きた大規模な反乱。そのきっかけとなったクリシー=ス=ボワの変電所を撮影する。警察に追われていた15歳と17歳の移民少年が感電死したのだった。

ジョアシャン・ガッティ」Joachim Gatti
(2009年/2分/DVD)
監督:ジャン=マリー・ストローブ
2009年7月8日、34歳の活動家、映画作家ジョアシャン・ガッティはモントルイユでデモ活動中、警官にフラッシュボールのゴム弾で撃たれ、片目が破裂し、視力を失った。本作では、事故以前の彼の写真にルソーのテクストがかぶさる。


http://www.superedition.co.jp/blog/2014/03/post-225.html

鈴木理策×青木淳 「建築と写真と(仮)」


主催者:IMA CONCEPT STORE
開催期間:2014年3月25日 19:00〜


フォトグラファー:鈴木理策
「IMA CONCEPT STORE」のオープンを記念した特別企画として、有名写真家や著名人・文化人をお招きした対談形式のトークイベントを開催します。


鈴木理策
1963年和歌山県新宮市生まれ。1990年初個展。2000年に写真集『PILES OF TIME』(光琳社出版)にて第25回木村伊兵衛写真賞受賞。時間や記憶、場所の気配など、視覚に収まらない感覚を主題とする作品を発表し続ける。2006年、青木淳氏設計の青森県立美術館の開館を記念して刊行された作品集『青木淳 JUN AOKI COMPLETE WORKS 2 / AOMRI MUSEUM OF ART』では、撮り下ろした119点の写真をシークエンスで構成することにより建築空間のはらむ時間性を喚起することを試みている。
その他の写真集に『熊野、雪、桜』(淡交社, 2007年)、『Mont Sainte Victoire』 (Nazraeli Press, 2004年)、『White』(edition nord, 2012年)、『TORII』(SUPER LABO, 2012年)、『Atelier of Cezanne』(Nazraeli Press, 2013年)等。東京国立近代美術館東京都写真美術館川崎市市民ミュージアム青森県立美術館栃木県立美術館、The Museum of Fine Arts, USA、 Houston, International Center of Photography, USA、The San Francisco Museum of Modern Art等に作品が収蔵されている。東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准教授。
http://www.risakusuzuki.com/


青木淳
1956年横浜生まれ。82年東京大学大学院修了後、磯崎新アトリエに勤務。91年、青木淳建築計画事務所設立。個人住宅、公共建築から商業建築まで多方面で活躍。2004年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。代表作に、「馬見原橋」、「S」、「潟博物館」、「ルイ・ヴィトン表参道」、「青森県立美術館」等。著書「Jun Aoki COMPLETE WORKS 1: 1991-2004」「同第2巻Aomori Museum of Art」(INAX出版)、「原っぱと遊園地」(王国社)、「青木淳ノートブック」(平凡社)他。
http://www.aokijun.com


お電話でのお申込み 03-3740-4560 (受付時間 11:00〜18:00 月〜金)
emailevent@imaonline.jp
件名にイベント日時とタイトル、メール本文にお名前・参加人数・メールアドレス・電話番号を明記の上、お申し込みください。

INFORMATION

開催地 IMA CONCEPT STORE
出演者 鈴木理策
青木淳(建築家)
定員 80名
料金 【オープニング特別価格】\1,500(税込)*コーヒー1杯つき 【定期購読会員価格】\1,300(税込)*コーヒー1杯つき
支払い方法 イベント当日、現金にてお支払いください。
申込期間 2014年02月07日(金) - 2014年03月24日(月)


http://imaonline.jp/ud/event/52f33825b31ac94b55000003