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「たかのふみこのえほんのじかん」

第七官界彷徨 (河出文庫)

第七官界彷徨 (河出文庫)

ひそやかな花園 (講談社文庫)

ひそやかな花園 (講談社文庫)

読書会「少女は本を読んで大人になる」
尾崎翠第七官界彷徨』 ゲスト:角田光代(小説家)


人は本を読んで未知の世界を知る――新しい経験への扉を開く、かつて読んだ本、読みそこなってしまった本、いつかは読みたい本。少女が大人になる過程で読んでほしい古典的名作を、多彩なゲストと共に読むシリーズ、今回は尾崎翠の『第七官界彷徨』を取り上げます。
太宰治が激賞し、林芙美子が憧れ、花田清輝に「私のミューズ」と言わしめながら、後半生を沈黙のうちに閉じた幻の作家・尾崎翠(1896−1971)。『第七官界彷徨』(1933)は、その死の前後に発掘され、文学関係者に驚嘆をもって迎えられた彼女の代表作です。「人間の第七官にひびくような詩を書く」ことを夢見る少女・小野町子の不思議なものがたりは、今なお多くの読者を魅了し続けています。
現代の少女漫画を彷彿とさせるその作品世界を、「言葉以前のもので構成されるだだっ広い世界」と愛おしむ作家・角田光代さんとともに彷徨いたいと思います。
取り上げる本:尾崎翠第七官界彷徨』(河出文庫他)


【以下、角田光代さんからのメッセージ】
たくさん本を読まなければならないと焦っていた22、3歳のころに出会った作家が、尾崎翠です。大正の時代に生まれた作家とは思えない作品の新鮮さ、言葉のみずみずしさ、感性の独自性に、いっぺんに魅せられました。たくさん読まなくてもいい、好きなものを見つける読み方をすればいいと、すとんと思ったことを覚えています。
角田光代 プロフィール
1967年神奈川県生れ。早稲田大学第一文学部卒。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、1997年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、『キッドナップ・ツアー』で1999年に産経児童出版文化賞フジテレビ賞、2000年に路傍の石文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、2005年『対岸の彼女』で直木賞、2006年「ロック母」で川端康成文学賞、2007年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞、2011年『ツリーハウス』で伊藤整文学賞、2012年『紙の月』で柴田錬三郎賞、『かなたの子』で泉鏡花文学賞を受賞。そのほかの著書に『くまちゃん』『月と雷』等多数。
出演
角田光代(小説家)
日時
2014年3月21日(金) 19:00-21:00
会場
クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F)
定員
30名
会費
一般3,500円 クラブヒルサイド会員/学生2,500円(事前振込)
※ミニサンドウィッチ、紅茶付
メール予約
氏名、連絡先、参加人数を明記の上、「3/21読書会参加希望」の件名でE-MAILを送信してください。折り返し、予約確認メールをお送りいたします。(要予約)
共催
スティルウォーター
協力
代官山蔦屋書店
予約・お問い合わせ
クラブヒルサイド事務局
TEL: 03-5489-1267
FAX: 03-5489-1269
E-MAIL : info@clubhillside.jp
営業時間:13:00-21:00 月曜休


http://www.clubhillside.jp/seminar/dokushokai140321/

レクチャーシリーズ「マルチに語るマルチなウォーホル」 シンポジウム 「ウォーホルと日本」
六本木スクール


2014年03月23日 (日) 14:00−17:00
※当日の受付は13:30を予定しています。


内容

森美術館は、2014年2月1日(土)から5月6日(火・休)まで、「アンディ・ウォーホル展:永遠の15分」を開催します。本展は、ウォーホル作品をそのキャリアの初期から晩年に至るまで包括的に紹介する、日本では過去最大となる回顧展です。アンディ・ウォーホル美術館(米国、ピッツバーグ)の膨大な所蔵品から、絵画、シルクスクリーン、ドローイング、フィルム、彫刻、写真など約400点の作品と、「タイム・カプセル」と称した箱に収められた、ウォーホルの私的な書簡、雑誌や新聞の切り抜き、写真などの中から、日本に関する資料を含む約300点を公開します。

本展は、シンガポール(2012年)を皮切りに、香港、上海、北京を経て東京に巡回するものです。最終会場となる東京・森美術館では、展示作品の追加や企画の再構成をおこない、森美術館オリジナルのものとなります。


本プログラムではアンディ・ウォーホル美術館館長のエリック・シャイナー氏と、生前のウォーホルと交流を持った美術家の横尾忠則氏を迎え、今なお輝き続けるウォーホルの芸術の本質と革新性について、日本との関連性に焦点を当てつつ、本展を担当したキュレーターと語り合います。

*日英同時通訳付


【出演】
エリック・シャイナー (アンディ・ウォーホル美術館館長)
横尾忠則(美術家)
南條史生(森美術館館長)
近藤健一森美術館キュレーター)

【助成】
アメリカ合衆国大使館


*本シンポジウムおよびレクチャーシリーズ(全8回)に5講座以上ご参加のお客様へ豪華プレゼント!詳細は、森美術館ウェブサイトでお知らせします。


レクチャーシリーズ「マルチに語るマルチなウォーホル」 シンポジウム 「ウォーホルと日本」 アカデミーヒルズ

2014年3月21日金曜日(祝日)に東海大学高輪キャンパスにて、emca研春の例会を開催します。
多くのみなさまのご参加をお待ちしております。

大会担当世話人:前田泰樹、黒嶋智美
(最終更新: 2014年2月25日)

日時: 2014年3月21日(祝金)10:00-17:00
場所: 東海大学高輪キャンパス 4101教室 [キャンパスマップ]
大会参加費: 無料(会員・非会員とも)
事前参加申込: 不要
プログラム
9:30 受付開始
10:00-12:30 第一部:自由報告
10:00-10:30 須永将史(首都大学東京
「痛み」に関する質問について [→要旨]
10:30-11:00 長谷川紫穂(埼玉大学)・胡思楊・福島三穂子・山崎敬一
言語構造によるレスポンスの違い:日英比較クイズロボット実験から [→要旨]
11:00-11:30 佐藤信吾(埼玉大学
遠隔的共同作業における相互理解の実践 [→要旨]
11:30-12:00 谷川千佳子(神戸市看護大学
外来看護師長による作業(ワーク)の組織化 [→要旨]
12:00-12:30 團康晃(東京大学
このクラスは変われる:二つの生徒指導を通した「クラス」の方向性の提示を事例に [→要旨]
12:30-14:00 昼食
14:00-17:00 第二部:書評セッション 『共感の技法』(勁草書房
14:00-14:05 主旨説明:司会 小宮友根(明治学院大学
14:05-14:45 書評1(40分):評者 樫村志郎(神戸大学
14:45-15:25 書評2(40分):評者 串田秀也大阪教育大学
15:25-15:40 休憩(15分)
15:40-16:30 著者リプライ&討論(50分):西阪仰・早野薫・須永将史・岩田夏帆・黒嶋智美
16:30-17:00 全体討論(30分)
17:00 閉会
報告要旨
(1)「痛み」に関する質問について
須永将史(首都大学東京
本発表では、在宅医療マッサージにおける相互行為を対象とする。在宅医療マッサージでは、施術者と患者が会話しながらマッサージによる施術が進行する。施術者と患者は施術のなかで、さまざまなことがらを会話のトピックとしてあつかう。患者の病状・体調について話をおこなうこともあれば、施術の前日に患者がどのような一日を送っていたかなど、トピックは多岐に渡る。さまざまなトピックが展開するなか、本発表が注目するのは、とりわけ患者の「痛み」について施術者が質問するそのやり方である。「痛み」に関する質問は、患者の身体に触れながらなされることもあれば、患者の身体に触れずになされることもある。問題は、痛みに関する質問が施術者からなされるとき、どのような相互行為的環境にありながらその質問がなされているのか、である。本発表では、痛みが問われるそのやり方を、質問のデザインという観点からあきらかにする。
(2)言語構造によるレスポンスの違い:日英比較クイズロボット実験から
長谷川紫穂(埼玉大学)・胡思楊・福島三穂子・山崎敬一
本研究は、教室場面やミュージアムガイドなど多人数に対する説明や解説を想定したクイズロボットを用いた、人間とロボットのコミュニケーション研究の一環であるが、日本語と英語という異なる言語での実験と分析を通して、質問と返答という会話構造における日英の相違点を分析するとともに、クイズロボットとのコミュニケーション設計において言語差を考慮する上での一助となる知見を明らかにすることを目的とする。 実験では、立ち位置が静止した状態で、ある画像を使って解説を行なう場面を設定し、被験者と対面したクイズロボットが問題を出題するが、この際、各問題には被験者の知識変化を目的としたキーワードが組み込まれる。実験結果より、日本語話者/英語話者のどちらへの実験でも、キーワード箇所による被験者反応と知識変化が起こることが観察された。しかしながらそこでは、言語的構造の違いから、キーワードの位置が大きくずれることとなり、そのことが被験者反応に違いを生じさせている。 本発表では、日本語話者と英語話者の比較実験から、クイズロボットの問題出題におけるキーワード位置と被験者反応について、その関係性について分析を行なう。
(3)遠隔的共同作業における相互理解の実践
佐藤信吾(埼玉大学
本発表では、遠隔的な共同作業において相互理解がどのように実践されているのか、外出困難な高齢者の買い物を遠隔操作型アバターロボットで支援した実験の事例を通して報告する。外出困難な高齢者は、他者と関わる機会が少なく、また日常活動であるはずの買い物でさえも満足に行うことは難しい。筆者らは、そうした高齢者にアバターロボットを介してケアワーカーや店舗の店員らと共同作業というかたちで買い物ができるよう支援した。本来、カメラの映像越しでの遠隔的な共同作業においては、「見える」という言葉に「映像が見える」という意味と「映像の中に映っている物が見える」という意味の二つの意味が生じるため、どちらの意味でその発話が用いられているのか発話者によって一つ一つ明示されなければ伝わりきらないという問題や、ロボットのいる側からロボット操作者側を視覚的に見られない状況ではロボットのいる側の参与者にはロボット操作者らが「指示対象物を本当に見えているのか」ということが、完全には理解できないという問題が生じる。こうした互いの行為にかかわる理解の問題をどのようにふるまい合うことで解決できているのか、実験によって明らかになったことを報告する。
(4)外来看護師長による作業(ワーク)の組織化
谷川千佳子(神戸市看護大学
外来看護師長がその職務を、どのように作業の組織化をして遂行しているかについて報告したい。 分析には小規模病院外来看護部門の看護師・看護師長を対象に行ったフィールドワークからのデータを使用する。 調査では看護師長に終日シャドーイングおよびインタビューを行い、フィールドノートを作成した(録音は許可されていない)。 師長が当該施設で担っている職務のうち、患者へのトラブル対応および、通常の外来診療とは異なる対応を要した診察を実現するために、いかに情報を集約し、時間・空間、人材をアレンジしたかについて述べたい。
(5)このクラスは変われる:二つの生徒指導を通した「クラス」の方向性の提示を事例に
團康晃(東京大学
学校の中、教師は生徒に対し授業をはじめとする学習指導や進路指導を日々行っている。一方、生徒の日常生活についての指導として「生徒指導」と公的に呼ばれる活動も行っている。本報告では、フィールドワークの中で記録した教師達の「生徒指導」の具体事例をとりあげ、教師の指導のデザインに着目し、活動の構造を明らかにすることである。 教師は授業における逸脱行為に対する指導のようにその場限りの指導を行う一方、あるトラブルに対し異なる教師が複数回指導を行う場合があった。その事例として、生徒間で生じた「からかい」に関する生徒指導の事例をとりあげる。授業内に生徒間で「からかい」が繰り返しなされていた時、授業担当の教師は「からかい」を行う生徒に対し直接の指導を行った。その後、担任の教師は直接の指導を受けて、帰りのショートホームルームで講話、つまり異なる指導を行っている。この二つの「生徒指導」は、後者の指導が前者の指導に連続したものとして組織される中で、トラブルの帰属先が特定の「生徒」から、「クラス」へと変え、直接的なトラブルの指導からトラブルをなくしうる「クラス」であることの確認へと指導の内容を変えることで、同一トラブルに対する一連なりの「生徒指導」として理解可能なものとなっていた。


http://emca.jp/history/2013.php#meeting

最新情報
【イヌミチ公開記念イベント】

続々開催決定中のイベント情報をお知らせします!

『イヌミチ』公開記念前夜祭
万田邦敏のエイガミチ 〜8ミリからイヌミチへ」

5年ぶりの長編最新作『イヌミチ』の公開を記念して、オールナイトイベント決定! 万田邦敏のレアな初期作品と、万田邦敏が一押しする、“とっても恥ずかしJK映 画!”を上映!

「『メイド・イン・76』 (初めての自主映画)、『レムナント6』(初めての商業映画)、 『UNLOVED』(初めての長編映画)。ということで、今回は 私にとっての初めてシリーズとなりました。あ、オールナイト特集っていうのも初めてだ。なんだかちょっと恥ずかしい。いいえ、映画はいつだって恥ずかしい。」万田邦敏 (映画監督)

3/21(金)23:00開場 23:15開映 
会場:オーディトリウム渋谷

トーク万田邦敏(映画監)×塩田明彦(映画監督)
前売:2,000円(税込/限定数/整理券付)
当日:2,300円(税込)

上映作品
『メ イド・イン・76』(1977/8mm/10min)
恋愛論のけじめ』(1983/8mm→miniDV/3min)
『宇宙貨物船レムナント6』(1996/35mm/45min)
『プロダクツ オブ レムナント6』※メイキング(1996/VHS/17min)
UNLOVED』(2001/35mm/117min)
万田邦敏が一押しする、とっても恥ずかしJK映 画!〜
『涙の比重』(監督:鈴木冴/Blu-ray/11min)
『交わる』(監督:古田円香/16mm→DV/16min)
『天使の欲望』(監督:磯谷渚/Blu-ray/40min)


http://inu-michi.blogspot.jp/2014/02/news_22.html

『はじまりの記憶』

日時2014/3/21(金・祝)〜3/28(金)会場ROOM(2F)作品分数83分

日程時間3月21日(金)
20:00〜21:23【上映後トークショー】ゲスト:渋谷慶一郎(音楽家)、中村佑子(監督)
トークショー決定!!
●3/21(金)20:00の回上映終了後
ゲスト:渋谷慶一郎(音楽家)、中村佑子(監督)


『はじまりの記憶 杉本博司』 - 上映 | UPLINK

03/21 FRI
高野文子 
「たかのふみこのえほんのじかん」
『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』
(福音館書店)刊行記念


夜、眠りにつく前のひととき。男の子はそっとお願いをします。
「しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん。あさまで よろしくおねがいします。あれこれ いろいろ たのみます」
おねしょの心配も、こわい夢をみるかもしれない不安も、からだごとぜんぶ優しく包みこんでくれる、お布団たちの頼もしさ。

高野文子さん作・絵による絵本『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』は、子どもがお布団たちとおはなしをしながら、あったかい眠りにつくまでの時間を描いた物語です。

おかあさんに読んでもらったり、じぶんで読んだり、親になったあなたがこどもに読み聞かせてあげたりと、いろんな楽しみ方が出来るこの絵本の発売を記念して、高野さんとB&Bから、「たかのふみこのえほんのじかん」をみなさんにお届けします。

眠るのにはまだまだ早いお昼間ですが、絵本について、こどものきもちについて、高野さんとおしゃべりをしながら楽しい時間を過ごしましょう。

おひとり様での参加はもちろんですが、せっかくなので、ちいさなお子さんを連れて、親子で参加していただけたらとても嬉しいです。

お子さんにも飽きずにさいごまで楽しんでもらえるよう、いろんな工夫をしておきます。
安心して、ご応募ください。

絵本の内容にもぴったりな、肌触れ合うほどちいさな空間でのイベントです。
「たかのふみこのえほんのじかん」を、どうぞおたのしみに。

【ご予約方法】
イベント参加をご希望の方は、「reserve@bookandbeer.com」宛に、必要事項を明記のうえご応募ください。
メールのみでの受付をご了承ください。
締切は、2月末日です。
抽選の結果、当選者には3月7日までに、B&Bイベント担当:木村から個別にご連絡を差し上げます。

●チケット代
1500yen+1drink(500yen)
●件名
高野文子『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』刊行記念イベント参加希望」
●本文
1.お名前/人数 (子ども連れの方は、お子さんの人数/年齢を明記してください。6歳以下は入場料無料です)
2.電話番号
3.メールアドレス
4.絵本の感想 ・ 高野さんとおしゃべりしたいこと、質問したいこと

電話番号、メールアドレスのお伺いは、緊急時(イベント延期や中止の際)にご連絡させていただくためのものです。ご了承ください。
出演 _ 高野文子
開催日時 _ 15:00〜17:00 (14:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order 
(6歳以下は入場料無料)


http://bookandbeer.com/blog/event/20140321_a_takanofumiko/

2014/03/21 (金) 19:00 - 21:00 JST

五十嵐太郎×東浩紀 司会:藤村龍至「アートから建築へ、そしてツーリズムへ ――「揺れる大地」と「ゾーン」への旅」 @taroigarashi @hazuma @ryuji_fujimura


ゲンロンカフェ

東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F

前売/2500円(1ドリンク付き)◆==ゲンロン友の会/学生証提示で2000円に!==◆講義後はバータイムになります。お楽しみ下さい!


当日券は3000円 (1ドリンク付き)です。ゲンロン友の会会員証または学生証のご提示で2500円になります。
お席はチケット購入順ではなく、当日ご来場になった方から順にご案内致します。


【イベント紹介】
建築史的観点から、福島第一原発観光地化計画の提案はどのような意味を持つのか?
官民問わず多数の復興計画案が提出される中、あえて巨大なハコモノを提案する是非は。
(詳細は後日公開します)

http://peatix.com/event/28682