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耳から楽しむ文学:『ろうそくの炎がささやく言葉』朗読会

読書会「少女は本を読んで大人になる」
伊丹十三『女たちよ!』 ゲスト:平松洋子(エッセイスト)


伊丹十三さんといえば、映画監督、エッセイスト、雑誌編集者としての顔の他に、たくさんの興味と知識をもった趣味人であり、幅広い分野で活躍してきた多才なひととして知られています。また食通でもある伊丹さんの映画やエッセイには、食にまつわるシーンが多いのも特徴ですが、本書『女たちよ!』では食だけにとどまらず、身の周りのことから恋愛に至るまで、伊丹さんの粋で遠慮のない言葉がたくさん飛び出てきます。ページをめくりながらおもわず背筋を伸ばしてしまうこともしばしば。読み進めていくうちに、これは大人になってから手にした「生きた教科書」のように思えてくるのです。今回は、エッセイストで、伊丹十三賞の審査員も務める平松洋子さんと共に、男性の視点に満ちた『女たちよ!』を読みます。女性はもちろん、男性の参加もお待ちしています。
取り上げる本:伊丹十三『女たちよ!』(新潮文庫他)
*サブテキストとして『ヨーロッパ退屈日記』『再び女たちよ!』を取り上げます。


【以下、平松洋子さんからのメッセージ】
今回メインに取り上げるのは伊丹十三著『女たちよ!』、サブテキストとして『ヨーロッパ退屈日記』『再び女たちよ!』です。いずれも、いまあらためて読み返してみると、その内容がいっさい古びていないどころか、現在の日本への深い示唆に富んでいることに驚かされます。イラストレーター、エッセイスト、TVマン、映画監督などじつに多彩な顔を持ちつつ、日本の文化を牽引する役割を果たした人物のひとりとして、伊丹十三が目指そうとしたものは何だったのか。ひとりの表現者として、どんな価値観を提示しようとしたのか。三冊をあらためて読みながら、伊丹十三が行った仕事の意味と魅力を解きほぐし、いまわたしたちが生きるうえでの指針を探りたいと思います。

平松洋子 プロフィール
エッセイスト。東京女子大学文理学部社会学科卒業。食文化や暮らしをテーマに、広く執筆活動を行う。 近著に『ひさしぶりの海苔弁』(文藝春秋)、『本の花』(本の雑誌社)など。 『買えない味』(筑摩書房)で2006年度Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。 『野蛮な読書』(集英社)で2012年度講談社エッセイ賞受賞。

出演 平松洋子(エッセイスト)
日時 2014年2月28日(金) 19:00-21:00
会場 クラブヒルサイドサロン(ヒルサイドテラスアネックスB棟2F)
定員 30名
会費 一般3,500円 クラブヒルサイド会員/学生2,500円(事前振込)
※ミニサンドウィッチ、紅茶付

メール予約
氏名、連絡先、参加人数を明記の上、「2/28読書会参加希望」の件名でE-MAILを送信してください。折り返し、予約確認メールをお送りいたします。(要予約)
持ち物
取り上げる本、伊丹十三『女たちよ』『ヨーロッパ退屈日記』『再び女たちよ!』(新潮文庫他)、筆記用具
*本の持参は必須ではありません。
共催 スティルウォーター
協力 代官山蔦屋書店
予約・お問い合わせ
クラブヒルサイド事務局
TEL: 03-5489-1267
FAX: 03-5489-1269
E-MAIL : info@clubhillside.jp
営業時間:13:00-21:00 月曜休


クラブヒルサイド / HILLSIDE TERRACE


ROLa (ローラ) 2014年 03月号 [雑誌]

ROLa (ローラ) 2014年 03月号 [雑誌]

『ROLa女子文化論ナイト』 少年アヤちゃん&雨宮まみさんの仲良しトーク ――セボンスターと宝塚2014年2月28日(金) / 蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
会期:2/28蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース



「ROLa」の2大人気コントリビューターである、少年アヤちゃんと雨宮まみさんによるトークを開催します。

人気連載「少年アヤ 女子の文明論」では、
コレクターのみならずROLa世代女性の「懐かし心」を射抜き続け、
35周年を迎える女の子向け玩具菓子「セボンスター」を、
世にも美しい写真とともにその魅力を高らかに考察。

また、前号で彗星のごとく登場し人気を博す雨宮まみさん&はるな檸檬さんの
人気連載「タカラヅカ・ハンドブック」から、雨宮まみさんがご登壇。
女子の心をゆさぶり続け今年100周年を迎える宝塚歌劇へハマった雨宮さんが、その魅力を語ります。
「アヤちゃんのセボンスター」、「雨宮さんの宝塚愛」。
共通して言える、「女子の心をぎゅっと掴むものとは?」
本誌で述べ切れないあれこれを熱く語って頂きます。

【少年アヤちゃん】
 コラムニスト。河出書房新社のサイトに日記連載中。
 3月には初の著書も発売予定。本誌では「少年アヤの女子の文明論」を連載中。

雨宮まみ
 ライター。著書「女子をこじらせて」「ずっと独身でいるつもり?」などがある。
 本誌では「タカラヅカ・ハンドブック」を連載中。

 ★スペシャル特典!御来場者の方には、この日のお土産に「セボンスター」をプレゼントします!

・参加条件:
 『ROLa 2014年2月1日発売号』を代官山 蔦屋書店の店頭またはオンラインストア
 ご購入のお客様にイベント参加チケットをお渡します。
 お電話(03-3770-2525)でご予約の上、ご購入も可能です。

・定員:先着70名様

・注意事項
 ご遠方のお客様の御予約頂いたチケットはイベント当日にお渡しいたします。
 ご予約は定員に達し次第終了とさせていただきます。
 オンラインストアでの受付は2月24日(月)の受注分までとさせていただきます。


開催概要

会期:
2014年2月28日(金)
会場:
蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:
19:00〜21:00
主催:
代官山 蔦屋書店
協力:
カバヤ食品
お問い合わせ:
03-3770-2525(蔦屋書店 2号館1階 アートカウンター)

http://tsite.jp/daikanyama/event/003200.html


ろうそくの炎がささやく言葉

ろうそくの炎がささやく言葉

耳から楽しむ文学:『ろうそくの炎がささやく言葉』朗読会
出演者:
工藤庸子、小沼純一管啓次郎ドリアン助川中村和恵野崎歓

東日本大震災後に31人の詩人、作家、翻訳者が参加し、東北への言葉の花束として編まれたアンソロジー集『ろうそくの炎がささやく言葉』(勁草書房、2011年8月刊)の寄稿者による朗読会。
出演者が該当書籍、あるいは他の作品を朗読します。また震災以後の文学、声による文学についてのテーブルトークも予定。震災について改めて考える機会をもつとともに、朗読という耳から読む文学を楽しむスタイルをお楽しみください。


[日時]2014 年2月28日(金)
    19:00〜21:00(18:30開場)


[参加費]2,000円(当日精算)*1ドリンク付

[予約制]メール(info@espacebiblio.superstudio.co.jp)または電話(Tel.03-6821-5703)にて受付。

 ●メール受付:件名「2/28 朗読会希望」にてお名前・電話番号・参加人数をお知らせ下さい。おって返信メールで予約完了をお知らせいたします。

 ※定員70名様


[会 場]ESPACE BIBLIOエスパス・ビブリオ)
地図→http://goo.gl/maps/uIPqv

*このイベントは東京国際文芸フェスティバルのサテライト企画のひとつです。

ゲストプロフィール:
工藤庸子(フランス文学者、東京大学名誉教授)
小沼純一(詩人、音楽/文芸批評家、早稲田大学教授)
管啓次郎(詩人、比較文学者、明治大学教授)
ドリアン助川(朗読家、小説家)
中村和恵(詩人、比較文学者、エッセイスト、明治大学教授)
野崎歓(フランス文学者、東京大学教授)

書籍情報:
『ろうそくの炎がささやく言葉』
編:管啓次郎野崎歓
発行:勁草書房
東日本大震災」復興支援チャリティ書籍。ろうそくの炎で朗読して楽しめる詩と短編のアンソロジー。東北にささげる言葉の花束。
http://www.keisoshobo.co.jp/book/b92615.html


http://www.superedition.co.jp/blog/2014/01/post-215.html#more