河村書店

人文系イベント紹介サイト

出版における製作という仕事

2014/01/30 (木) 19:00 - 21:00 JST


大山顕×東浩紀「ショッピングモールから考える」@hazuma @sohsai


大山顕(おおやま・けん)


フォトグラファー/ライター。1972年11月3日生まれ。1998年千葉大学工学部修了。研究テーマは工場構造物のコンバージョン提案。工業地域を遊び場としてきた生い立ちがこの論文に結実。卒業後松下電器株式会社(現Panasonic)に入社。シンクタンク部門に10年間勤めた後、フォトグラファーとして独立。出版、イベント主催などを行っている。
主な著書に「工場萌え」「団地の見究」(共に東京書籍)「ジャンクション」(メディアファクトリー)など。
http://www.ohyamaken.com/
https://twitter.com/sohsai

ゲンロンカフェ(東京都品川区西五反田1-11-9 司ビル6F)


前売分 1drink付 ※当日、友の会会員証/学生証提示で500円キャッシュバック \2,500
※コンビニ / ATM でのお支払いは、2014/01/29 で締め切られます。


http://peatix.com/event/25283

映画のウトピア

映画のウトピア

1/30 THU
粉川哲夫×渡部幻 
「 映画に没入せよ!
〜粉川流メディア思考法〜 」
『映画のウトピア』(芸術新聞社)刊行記念


1980年代に小さなFM送信機を用いた「自由ラジオ」を提唱し、電子メディアによるパフォーマンス活動や、大学でのユニークな教育実験などを行うなど、既存の制度やメディアの枠組みにとらわれない先駆的な試みを実践してきたメディア批評家の粉川哲夫氏。氏は一方で、毎日のように映画館や試写会に通い、浴びるように映画を見続けている〝映画亡命者〟でもあり、優れた映画評をさまざまな媒体や自身のウェブサイト「シネマノート」(http://cinemanote.jp)に執筆している。この度、粉川氏が1990年代から2012年に発表した映画評を再編集した待望の映画評論集『映画のウトピア』(芸術新聞社)の刊行を記念して、粉川氏と同書編者の渡部幻氏を招いたトークライブを開催します。映画をコンテンツとして楽しむだけでなく、映画を通して社会やメディアのあり方を考察し、映画に没入することで起こるリアリティの変容で更新される世界の認識。その粉川流の映画の見方を解き明かします。

――「ユートピア」とは、ギリシャ語の「ウ・トピア」(無場所)つまりどこにもない場所(トピア)である。しかし、このことは、ユートピアが、単に空想的な所産にすぎないということを意味しない。手を伸ばせば触れるような形では存在しないとしても、それが「実質的に」(ヴァーチャルに)生き生きと存在してもかまわない。その意味で、ユートピア=ウトピアにとっては、映画は格好の場所になるし、映画こそがユートピアの里かもしれない。――「シネマノート」2006-08-09より


粉川哲夫(こがわ・てつお)
1941年生まれ。著書に『メディアの牢獄』、『情報資本主義批判』、『電子人間の未来』、『カフカと情報化社会』、『シネマ・ポリティカ』、『もしインターネットが世界を変えるとしたら』など多数。映画批評は、『キネマ旬報』、自主サイト「シネマノート」(http://cinemanote.jp)に定期的に執筆中。

渡部幻(わたべ・げん)
1970年生まれ。ビデオレンタル店や古本屋などで勤務ののち、現在に至る。『70年代アメリカ映画100』『80年代〜』の主編者であり、共編書に『90年代〜』『ゼロ年代〜』(すべて芸術新聞社)がある。現在シリーズ最終となる『60年代アメリカ映画100』を編集中。

小林英治(こばやし・えいじ)
1974年生まれ。編集者・ライター。STUDIOVOICE、.fatale『IMA』など各種媒体で映画・音楽・アート・文学関連の執筆、インタビューなどを行なう他、雑誌『DU』(ディスクユニオン)、書籍+DVD Open Reel Ensemble『回典 En-Cyclepedia』(学研)の企画・編集などを手がける。



出演 _ 粉川哲夫(メディア批評家)
渡部幻(編集者・ライター)
聞き手:小林英治(編集者・ライター)
開催日時 _ 20:00〜22:00 (19:30開場)
場所 _ 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 _ 1500yen + 1 drink order


粉川哲夫×渡部幻 「 映画に没入せよ! ~粉川流メディア思考法~ 」 『映画のウトピア』(芸術新聞社)刊行記念 | 本屋 B&B

「日本出版者協議会プレゼンツ
出版における製作という仕事 ―― 出版現場の舞台裏 ――」
ジュンク堂書店 池袋本店
開催日時:2014年01月30日(木)19:30 〜 フェア・イベント一覧開催店舗ページへ
トークイベント

中山銀士(中山デザイン事務所主宰)
藤巻法明(株式会社精興社営業部第二グループ第一課課長)
小松正一(中庄株式会社第一営業本部営業二部部長)
司会:河野和憲(彩流社)

出版社における「製作」とは何か。
「印刷・製本・紙の価格交渉及び発注」「進行管理」「原価管理」「造本設計」「品質管理」等、本の製作過程で環境を整え、品質や付加価値を追求し、限られた予算と時間のなかでどれだけ「良質」の本を作ることができるか……管理や計算で日々懊悩しながらも見本ができたときには快哉を叫ぶ、それが製作担当である。デザイナーや営業担当と共闘する版元の「製作」の舞台裏に迫る。

【パネラー】 司会:河野和憲(彩流社)

中山銀士(中山デザイン事務所主宰)
1951年、東京都生まれ。桑沢デザイン研究所中退、現代思潮社美学校木村恒久図工工房修了。1978〜2005年、石井慎二編集長のもとで「別冊宝島」誌300余号分のデザインを担当(当初はデザイナーではなく執筆者として関わっていた)。山尾三省『聖老人』(1981年プラサード書店)の装本を皮切りに、主に書籍・図録・CDブックなどのエディトリアル・デザインを生業とし、各種の文庫やシリーズ書籍を含め、現在までに2000冊余りの装丁を手掛けている。装丁を担当した書物は、表紙画像のみを
http://nakagin.web.fc2.com/ にカタログふうに掲載中。

藤巻法明(株式会社精興社営業部第二グループ第一課課長)
1961年に米沢市で出生の世田谷区民。2013年に創立100周年を迎えた株式会社精興社へまったく印刷に興味がないにもかかわらず1983年に入社。営業畑一筋で現在に至る。好きな映画監督はジョニー・トー。好きな漫画家は谷岡ヤスジ。好きな音楽家ジョナサン・リッチマン。〈本好きの情報探求誌〉『彷書月刊』で約3年半にわたって連載したエッセイをまとめた「昼寝のまくら」がKindleストアで発売中。

小松正一(中庄株式会社第一営業本部営業二部部長)
1985年、中庄に入社。同業営業部での販売受注店頭から情報用紙の営業部そして商業印刷部を経て、1995年より出版営業部に配属になり、主に出版社へ書籍・雑誌の本文用紙を中心に紙の提案。2013年5月にメーカーと提携して新書籍のオリジナル商品を開発し多くの出版社や印刷会社へ販売を展開中。江戸時代の天明3年より紙屋を起こし昨年で創業230年、印刷用紙だけでなく家庭紙など紙に関するもののほとんどすべてを取り扱い、最近は新商材にも挑戦している。

一般社団法人 日本出版者協議会[出版協/旧・流対協]とは
中小出版社95社が加盟する出版業界団体。?言論、出版及び表現の自由の 擁護、?出版者の権利を確立
?出版物の再販制度を堅持?出版物の公平・公正な流通確保、という4つの目的を掲げ活動を行っています。

★入場料はドリンク付きで1000円です。当日、会場の4F喫茶受付でお支払いくださいませ。

トークは特には整理券、ご予約のお控え等をお渡ししておりません。
※ご予約をキャンセルされる場合、ご連絡をお願い致します。(電話:03-5956-6111)

■イベントに関するお問い合わせ、ご予約は下記へお願いいたします。
ジュンク堂書店池袋本店
TEL 03-5956-6111
東京都豊島区南池袋2-15-5



http://www.junkudo.co.jp/mj/store/event_detail.php?fair_id=3368