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民主主義と憲法 − 秘密保護法を考える

【新設】民主主義と憲法− 秘密保護法を考える
講師名 高崎経済大准教授 國分 功一郎
首都大学東京准教授 木村 草太


講座内容
☆1月期パンフレットに記載のない講座です。 

 
 特定秘密保護法が公布され、国民の知る権利よりも国の安全保障に関わる情報が優先される時代に入りました。歯止めのない拡大解釈が懸念されるこの法律は、私たちの社会にどんな状況をもたらすのでしょう。
 気鋭の法学者・木村草太さんと哲学者・國分功一郎さんがそれぞれの視点で解説します。
 
※木村講師、國分講師が30分ずつ講義を行い、最後の30分を対話形式で進める予定です。

日時 1/21 火曜 19:30-21:00
2014年 1/21
受講料 (税込み)1月(1回)会員 3,360円  一般 3,990円


講師紹介
國分 功一郎
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学准教授。専門は哲学。著書に『スピノザの方法』(みすず書房)、『暇と退屈の倫理学』(朝日出版)ほか多数。訳・解説書にジャック・デリダマルクスと息子たち』(岩波書店)、ジル・ドゥルーズ『カントの批判哲学』(ちくま学芸文庫)。共訳にデリダ『そのたびごとにただ一つ、世界の終焉』(全二巻、岩波書店)、ミシェル・フーコーフーコー・コレクション4』(ちくま学芸文庫)、フェリックス・ガタリ『アンチ・オイディプス草稿』(みすず書房)。
 
木村 草太
首都大学東京准教授。東京大学法学部卒業後、同大学助手を経て現職。専攻は憲法学。著書に、『平等なき平等条項論−equal protection条項と憲法14条1項』(東京大学出版会、2008年)、『憲法の急所』(羽鳥書店、2011年)、『キヨミズ准教授の法学入門)』(星海社新書、2012年)、『憲法の創造力』(NHK出版新書、2013年)。法学教室誌にて「憲法学再入門」連載中。近時のインタビューとして、星海社「ザ・ジセダイ教官(第一)」http://ji-sedai.jp/special/kyokan/NHK出版「ジレンマ+」http://dilemmaplus.nhk-book.co.jp/など。


朝日カルチャーセンター

一般財団法人デジタル文化財創出機構


「進化するミュージアム2014」

現在ミュージアムでは、さまざまな分野のデジタル技術を背景にして、文化財や現物資料の保存や研究に新しい方法や考え方が活用され、デジタル技術を用いた展示手法の研究開発も進んでいます。
本物とデジタルの融合を図りながらあらたな価値を提供する「進化するミュージアム」実現のために、より精度の高いデジタルデータ取得法やその活用としてのコンテンツ表現や再生技術が必要とされ、様々な試みが行われています。
これらを私たちは、デジタル技術を用いた「資源・財産」ととらえ「デジタル文化財」と呼んでいます。
本シンポジウムでは、文化力向上を掲げる国レベルの動向をはじめ、「本物」と共に歩む「デジタル」の可能性とミュージアムの未来像を、背景にある技術や秘話、実例としてのデジタル展示を交えて体感いただきます。

シンポジウム「進化するミュージアム2014」開催概要

日時: 2014年1月21日(火) 11時から18時まで

場所: JPタワー ホール&カンファレンス
東京都千代田区丸の内2-7-2 JP タワー(KITTE ビル)4階

入場: 無料 ※事前の予約や登録は必要ありません

主催: 一般財団法人デジタル文化財創出機構

後援: 文化庁東京国立博物館京都国立博物館九州国立博物館一般財団法人デジタルコンテンツ協会、公益財団法人画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)

協力: 朝日新聞社凸版印刷株式会社

お問い合わせ:一般財団法人デジタル文化財創出機構
〒112-0005 東京都文京区水道1-3-3 query@digital-heritage.or.jp





シンポジウム「進化するミュージアム2014」プログラム


第1部(11:00-18:00) 最新デジタル文化財を体験しよう!
[展示作品(予定)]
唐招提寺『鑑真和上お身代わり造立』、武蔵野美術大学『MAU M&L 博物図譜』、九州国立博物館『デジタル計測彩色古墳』、平等院『デジタル復元映像』、東大寺『法華堂復元映像』、首都大学東京東日本大震災アーカイブ』、京都国立博物館『青銅鏡VR』、体験型学習コンテンツ『V×R ダイナソー』、絵画の空間体験鑑賞システム『ViewPaint Vol.1 フェルメール《牛乳を注ぐ女》』など

第2部(12:30-17:00)デジタル文化財最新事例セッション

12:30 - 12:50 開会挨拶 本田牧雄(一般財団法人デジタル文化財創出機構 代表理事
来賓挨拶 青柳正規文化庁長官)
来賓挨拶 デジタル文化資産推進議員連盟 役員議員(※登壇者調整中)

12:50 - 13:20 基調講演
「国立デジタル文化情報保存センター構想と保存技術日本版スタンダード」
長尾真(一般財団法人デジタル文化財創出機構業務執行理事、前国立国会図書館長)
× 小林敏夫神奈川大学

13:20 - 13:50 セッション1
式年遷宮における神宝の調整」
※登壇者調整中(神宮司遷宮造営庁神宝装束部)

13:50 - 14:20 セッション2
唐招提寺『鑑真和上坐像』を引き継ぐ…お身代わり造立」
木下成通(公益財団法人美術院国宝修理所部長)× 樋澤明(凸版印刷株式会社)

14:20 - 14:35 休憩(15 分)

14:35 - 15:15 特別講演
「膨大な博物誌とそのデジタルアーカイブの実際」
荒俣宏博物学者)× 寺山祐策(武蔵野美術大学

15:15 - 15:45 セッション3
平等院復元の科学的アプローチ」
神居文彰(平等院住職)

15:45 - 16:15 セッション4
「九州彩色古墳の研究と公開」
池内克史(東京大学大学院)× 朽津信明(東京文化財研究所
× 河野一隆(九州国立博物館

16:15 - 16:45 セッション5
「人の記憶と記録を可視化する手法:東日本大震災アーカイブ
渡邉英徳首都大学東京システムデザイン学部

16:45 - 17:00 閉会挨拶
「進化するミュージアムミュージアムの未来像」
島谷弘幸(東京国立博物館副館長)

※閉会後、18:00 まで「第1 部デジタル文化財展示」コーナーをご覧いただけます。



一般財団法人デジタル文化財創出機構