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多主語的なアジア

WEBRONZA創刊記念シンポジウム
「ポスト政権交代時代の政治の行方」

司会:一色清、パネリスト:吉田徹、飯田泰之、曽我豪(朝日新聞編集委員)
14:00〜16:00 1050円 60名 要申込 
朝日新聞社本館読者ホール
http://synodos.jp/collabo/webronza

表象文化論学会第5回大会プログラム
7月4日(日)東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム

7月4日(日)東京大学駒場キャンパス18号館4階コラボレーションルーム
事前登録:不要 参加費:会員=無料/非会員=1,000円

10:00-12:00 研究発表(午前)
研究発表1:包含と排除――中世から現代にいたる表象文化の三つのケース
脇役たちの「場なき場」―― 15世紀フィレンツェの聖史劇より/杉山博昭(日本学術振興会
救済のポリティクス――ペスト流行期の《慈悲の聖母》にみられる救われざるものたち/河田淳(日本学術振興会
二つのメデューズ号 ――ジェリコーとショニバレのあいだ/石谷治寛(龍谷大学
【コメンテーター/司会】阿部成樹(山形大学

研究発表2:残存する「オペラ」――1910-20年代、ポスト・ヴァーグナーの行方
魂の対話を自国語で歌う――《青ひげ公の城》における象徴主義と文化ナショナリズム/岡本佳子(東京大学
目に見える音楽――クルト・ヴァイル《プロタゴニスト》、《皇帝は写真を撮らせたもう》における舞台の音楽とピットの音楽/中村仁 (桜美林大学
世俗的なる完成品――シェーンベルクの一幕オペラ《今日から明日へ》/白井史人(東京大学
【コメンテーター】長木誠司(東京大学
【司会】竹峰義和(日本大学

13:00-13:45 総会(会員のみ)

14:00-16:00 研究発表(午後1)
研究発表3:表象の来歴――思想史をプリズムとして
スコラの詩学――トマスによるアリストテレス読解を中心に/森元庸介日本学術振興会
ジョルダーノ・ブルーノにおける自然と芸術――ゼウクシスの描くヘレネの肖像の逸話から/岡本源太(京都造形芸術大学
崇高論の「発明」――ボワローの『崇高論』翻訳・注解における「表象」の問題を中心に/星野太(東京大学
【コメンテーター】岡田温司京都大学
【司会】森元庸介日本学術振興会

研究発表4:モデルとしての建築
建築の曝け出された臓腑――18世紀後半の廃墟表象における瞬間性と暴力性について/小澤京子(東京大学
建築的アトピア――「デ・ステイルグループの建築家たち」展、エフォール・モデルヌ画廊、パリ、1923年10月/米田尚輝(国立新 美術館・跡見女子大学)
人間を設計するためのプラン――アレクサンドル・ロトチェンコの構成主義デザイン/河村彩(早稲田大学
【コメンテーター/司会】松浦寿夫東京外国語大学

研究発表5:〈映画〉と多層化するコミュニケーション――20世紀前半のアメリカ映画、そして満州映画
劇場化される映画史と映画作家、それらの表象を越えて――無声期アメリカにおけるエーリッヒ・フォン・シュトロハイムを例に/後藤大 輔(早稲田大学
フィルム・アーカイヴにおけるインター・コミュニケーションの一ケース――東京国立近代美術館フィルムセンター1930年代アメリカ 映画上映企画を通して/檜山博士(東京国立近代美術館フィルムセンター
満州映画協会による「啓民映画」に見る異文化コミュニケーションの表象/劉文兵(早稲田大学
【コメンテーター】中村秀之(立教大学
【司会】門林岳史(関西大学

16:30-18:30 研究発表(午後2)
研究発表6:なぜ罪か――その言語使用と理由をめぐって
「罪」と「対立」――ルソーの自伝的なテクストに見られる「罪」の語とその使用理由/飯田賢穂(東京大学
罪の根源――W・ベンヤミンにおける罪と歴史/茅野大樹(東京大学
途絶した神話の再開?――キリスト教脱構築精神分析/柿並良佑(東京大学
【コメンテーター】宮崎裕助(新潟大学
【司会】三河隆之(日本学術振興会

研究発表7:初期アメリカ映画のストラテジー
アメリカにおける映画前史としてのムービング・パノラマ興行と『ポトマック川下り』/渡部宏樹(東京大学
アメリカ初期/古典映画における情動のコンテクスト――『国民の創生』を題材に/難波阿丹(東京大学
Edwin S. Porterによる「アメリカ」映画の発明と世紀転換期アメリカ像の再創造/中垣恒太郎(大東文化大学
【コメンテーター】板津木綿子(東京大学
【司会】畠山宗明(東京大学

Conventions | 表象文化論学会

カルチュラル・タイフーン2010:映像で結ぶ公共圏とアジア2010年7月3日(土)−4
日(日)/2日(金)前夜祭
基調講演会1+座談会:拉致と日韓併合100年―いま、どのような対話が可能か?
基調講演3:町で生きる:ヒップホップ・アニメ・団地2010年7月4日(日)15:20〜17:20 
司会/コーディネーター:山本敦久(上智大学) 第一講演者:佐藤大(脚本家/story riders)第二講演会:富田克也(映画監督) 第三講演者:二木信(音楽ライター)

http://cultural-typhoon.com/blog/2010/06/07/%e3%83%a1%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%91%e3%83%8d%e3%83%ab%e4%b8%89%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%86%85%e5%ae%b9/

第17回 アーバンコミュニティシンポジウム
3D映像のハイブリッドデザイン

3D映像は、新たな変革の時を迎えています。今回のシンポジウムでは、3D映像にまつわる新しいトピックについて概観するとともに、東京都現代美術館で開催された「サイバーアーツジャパン─アルスエレクトロニカの30年」展で発表された3D映像作品『DAWN』(平野啓一郎+森野和馬+ケンイシイ+中西泰人)についての解説を、作者ら本人によって行っていただきます。

 アーバンコンピューティングフォーラムでは、IT、都市、建築、アート、デザイン等の領域で横断的に活動しているひとびとを結びつけ、新しいアプローチによる知の結集を目指しています。パナソニックセンター東京を会場として、アーバンコンピューティングシンポジウムを連続開催しています。

【プログラム】
●第1部 「3D映像の新しい展開」
 安藤幸央(エクサ)x森山朋絵東京都現代美術館
●第2部 「DAWN解題」
 平野啓一郎(小説家)x森野和馬(CGアーティスト)x中西泰人(慶應義塾大学
ナビゲータ:木原民雄(NTT)
 (内容、講演者は変更することがあります)

※ 14時30分〜14時45分、17時30分〜17時45分の参加者特別枠(先着各50名)にて、パナソニック世界最大152v型フルHD 3Dプラズマシアターを体験いただけます。
ご希望の方は当日受付にてお申し込みください。
開催日:
2010年7月4日(日曜日)
時間:
15時00分〜17時30分 (開場14時30分)
場所:
パナソニックセンター東京 ホール
主催:
アーバンコンピューティングシンポジウム実行委員会
Twitter
@urbancomp #ucs3d
参加無料 要予約

イベント情報 - パナソニックセンター東京 - コーポレートショウルーム - 企業情報 - Panasonic

https://sec.panasonic.co.jp/tokyo/sec-cgi-bin/event_07/moushikomi/list.cgi?recno=NB_05b2

白井聡『「物質」の蜂起をめざして』(作品社)刊行記念

 白井聡 × 國分功一郎

 ポストモダニズムからレーニン
マルクス主義の現代的読み直しへ向かって ―

■日時:2010年7月4日(日)開演18:30(開場18:00)

 マルクス以後にマルクス的に思考するとはいかなる営為なのか? マルクスに会うことのなかったマルクスの弟子(=レーニン)と、マルクス主義とあえて距離をとりマルクス的たらんとしたポストモダンの思想家たち(デリダドゥルーズ=ガタリ)との関係は資本主義危機の現代において、いかにして見出されるのか? そして、ポストモダニズムを通過したことによるマルクス主義の読み直しは、はたして、いま、可能なのか?

【講師紹介】(五〇音順)

國分功一郎(こくぶん・こういちろう)
1974年生まれ。東京大学総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。高崎経済大学講師。 専門は哲学。訳・解説書に、ジャック・デリダマルクスの息子たち』、ジル・ ドゥルーズ『カントの批判哲学』。

白井 聡(しらい・さとし)
1977年生まれ。早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。一橋大学大学院社会学研究科総合社会科学専攻博士後期課程修了・博士 (社会学日本学術振興会特別研究員を経て、現在、多摩美術大学高崎経済大学・非常勤講師。専攻は、政治学・政治思想。著書に、『未完のレーニン――〈力〉の思想を読む』、講談社選書メチエ2007年、『「物質」の蜂起をめざして』作品社2010年

☆会場…8階喫茶にて。入場料1,000円(1ドリンクつき)
☆定員…50名
☆受付…7階カウンターにて。電話予約も承ります。
ジュンク堂書店新宿店 TEL.03-5363-1300

http://www.junkudo.co.jp/tenpo/evtalk-shinjyuku.html#20100704shinjuku

7/4(日)ABC本店『杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア』(工作舎)刊行記念杉浦康平×中島岳志トークショー 「オームの波動」宿す地にて

日時:2010年7月4日(日)16:00〜18:00(開場15:30〜)
会場:青山ブックセンター本店内・カルチャーサロン青山
定員:120名様
入場料:税込700円
参加方法:2010年6月7日(月)10:00より
[1] ABCオンラインストアにてWEBチケット販売いたします。
[2] 本店店頭にてチケット引換券を販売。(入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。当日の入場は、先着順・自由席となります。)
※電話予約は行っておりません。
お問い合わせ:
青山ブックセンター本店 03-5485-5511
受付時間: 10:00〜22:00
(※受付時間は、お問い合わせ店舗の営業時間内となります。御注意下さい。)
トークショー終了後に谷郁雄氏のサイン会を行います。
サイン会対象書籍:『君のとなりに』(角川学芸出版
<イベント内容>
二人は何度かインドを訪れている。
杉浦グラフィズムの源流をなし、中島の書くエネルギーを育んだインド。インドの地に何があるというのか・・・。
たとえばヒンドゥーの聖音「オーム」は、万物の生成・消滅にかかわる波動だという。オームの波動は、生命体の形に、古代インドの建築や音楽に、言葉、思想にも結晶している。
では現代のインドでは、この悠久の波動をどのようなかたちで受け止め、人々の日々の暮らしに生かされているのだろうか。
現在のインド・デザイン、インド思想を考察する。
インドばかりではない。中国や韓国、日本の古くからの考えには、私という一人の存在の背後に無数の他者の存在があった。その他者とは人だけではない。森羅万象の声に耳をかたむけるアジアの自然観、生命観、それはまさに「多主語」といえよう――。
杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア』の刊行を記念して、著者・杉浦康平氏と気鋭の論者・中島岳志氏が語り合う。 
<プロフィール>
杉浦康平(すぎうら こうへい)
グラフィックデザイナー。1932年生東京まれ。64年と66年にドイツ・ウルム造形大学客員教授。85年インドIDCにおいて客員教授。現在、神戸芸術工科大学名誉教授。同大のアジアンデザイン研究所長。
独自のヴィジュアル・コミュニケーション論、曼荼羅をはじめとするアジアの図像研究、知覚・音楽論を展開。野間出版文化賞、文化庁芸術選奨新人賞、ライプツィッヒ装幀コンクール特別名誉賞、毎日芸術賞紫綬褒章などを受賞する。
主な著書に、『日本のかたち・アジアのカタチ』(三省堂 )、『かたち誕生』(NHK出版)、『宇宙を叩く』(工作舎)、『疾風迅雷――杉浦康平雑誌デザインの半世紀』『アジアの本・文字・デザイン』(DNPアートコミュニケーションズ)など。また編・著書に「神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ」(編・工作舎)、『文字の美・文字の力』(編・誠文堂新光社)などがある。
中島 岳志(なかじま たけし)
1975年大阪生まれ。大阪外国語大学ヒンディー語学科)卒業。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究科博士課程修了。北海道大学公共政策大学院准教授。専門は南アジア地域研究、近代政治思想史。
主な著書に、『中村屋のボース』(白水社大佛次郎論壇賞/アジア・太平洋賞受賞)、『ナショナリズムと宗教―現代インドのヒンドゥーナショナリズム運動』(春風社)、『パール判事』(白水社)、『中島岳志的アジア対談』(毎日新聞社)、『インドのことはインド人に聞け!』(講談社)、『ガンディーからの〈問い〉』(日本放送出版協会)など。共著に『保守問答』(西部邁氏との共著/講談社)、『日本』(姜尚中氏との共著/毎日新聞社)などがある。最新作は6月刊行の『保守のヒント』(春風社)。
<書籍紹介>

杉浦康平デザインの言葉 多主語的なアジア』
著者:杉浦康平
グラフィック・デザイン界を牽引してきた杉浦康平。そのデザインを貫く思想とは何か?
1960年代からの執筆、インタビュー、講演、対談などのテクストを集大成したシリーズ『杉浦康平デザインの言葉』(第1期5冊)の刊行を開始する。
第1回配本『多主語的なアジア』には、「アジアのカタチ・アジアの心」、「光る眼」、「アジアの森羅万象をみたす多主語的世界に魅せられて」、杉浦日向子との対談「見えないものが、この世界を支えている」、日高敏隆との対談「主張する模様」等を収録。
A5判・並製/約280頁/税込価格2940円/2010年7月4日発売予定

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_201007/74.html