河村書店

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2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

宰予、昼寝ぬ

『[rakuten:book:12010803:title]―「新宝島」伝説の光と影*1』、『座右の名文―ぼくの好きな十人の文章家 (文春新書)』を読む。いずれも評判の高いものだが噂にたがわず面白く読めた。高島俊男さんの眼の具合はどうなのだろうか。 『新・お言葉ですが』 http:…

正太郎とJ・J

『わが家の夕めし (講談社文庫)』を読む。比較的若い時期のエッセイが収録されているので後年の完成された「池波正太郎」像とは違った面(レナウンイェイェ娘などのテレビCMについての記述ばかりでなく)が感じられて意外に思われる読者もいるかもしれない…

池袋で文芸批評

池袋ジュンク堂で「鍵のかかった部屋」をいかに解体するかが好調の仲俣暁生とスタジオボイスに「絶対安全文芸時評」を連載中の佐々木敦のお二人のトークイベント。満員大盛況。去年の『批評家トライアスロン』を思い出します。因みに、原書房から出る佐々木…

青山でトークイベント

全く門外漢なので知らないことばかりの世界でしたが、ばるぼら氏特製の十五頁に及ぶ「熱い」(ママ、コピー直後の紙は熱い。)資料もものすごい。大谷さんとのトーク楽しかったです。 ※ばるぼら氏のサイトには「疲れた!お疲れさま!」とありますが、本当に…

新しいタイプのトークイベント

昨日、丸の内丸善本店での新趣向のトークイベント。盛況でしたね。ウエィツのブログによると 宮台×神成対談はまだ年内に何回か予定されているようそうです。楽しみですね。 イベントの様子は下記です。 http://thatsjapan.at.webry.info/200706/article_4.ht…

憂鬱と官僚を教えた学校?

面白すぎる、このポットキャスト。 インターネット対談『日本の外交は大丈夫!?』アクセス特集・二木啓孝+佐藤優+麻木久仁子・6月15日(金) ※いつもの5分少々ではなくて30分近いものがアップされています。佐藤さん関連では下記も ジュンク堂池袋本店…

新宿で所要

友人のサークルでポットキャスト用に使いたいとのことなのでICレコーダーをもって新宿へ。 ※後日発表されることと思われます。 http://d.hatena.ne.jp/lifegakuseibu/20070623/1182609752 アマゾンでは浅羽通明の新刊天皇・反戦・日本―浅羽通明同時代論集 治…

新宿で講義

連続鼎談の3回目。 連続鼎談 正統性と正当性を考える 講師: 社会学者 宮台 真司 社会学者 鈴木 弘輝 政治社会学者 堀内進之介 講座の内容: 「公共」性とは何か、 「われわれ」とは誰か。 共同体、 教育、 宗教を手かがりとして考察を進めます。③宗教の再帰…

編集者という仕事を知っているかい?

「編集者になりたいけどどうしたらいいですか」ときかれる事があります。それが分れば私も知りたいと思っています。「副題は松田哲夫さんの楽しくて仕方がない日々」という『ほぼ日刊、イトイ新聞』の連載です。 『編集者という仕事を知っているかい?』 htt…

池袋ジュンク堂でトークイベント

大月書店『若者の労働と生活世界』刊行記念トークイベント。満員大盛況。質問も揚げ足取りみたいなものはなく全て真摯でそれだけに難しいものばかりだった。内容は後日図書新聞で掲載されるそうなのでそちらをご覧頂くとして最年少の阿部真大と他のお二方と…

浜松町で観劇

Tさんからの宿題をようやく果す。全集8巻は予約したので届いたら読もう。 作=福田恆存演出:浅利慶太装置:土屋茂昭 照明:吉井澄雄 照明助手:紫藤正樹 衣裳:小林巨和村木明男(ライフル魔) 加藤敬二◆捜査本部 瀬戸内(警視庁刑事部長 捜査本部長)山口…

新宿で音楽

「ショスタコーヴィチも聞かれるんですか」と言われてしまう。今日は仕事抜きです、はい。本当に間直に生で話を聞けるとは……。 ショスタコーヴィチ ソビエト独裁政権下での偉大な作曲家の生涯講師: 指揮者 ウラディーミル・ アシュケナージ 元NHKモスクワ支…

ラジオで耳学問

TBSラジオ『life』ネットで録音の予定が上手く接続できなかった(アクセス数が多かった為らしい)のでラジオで生放送を聴く。どこまで起きていられるかと思ったが結局最後まで聞いてしまった。若者文化と消費文化の関わり。柳瀬氏の坪内祐三『一九七二』…

渋谷で目学問

公開ワークショップとシンポジウム 「演劇人が、ガッコーを変える? 学びの場の最前線」 出演:平田オリザ、宮台真司、寺脇研、鈴木寛 ■第1部 公開ワークショップ 平田オリザが全国各地で実施しているワークショップが、生徒たちや、 教室や学校をどんな風…

つくばで耳学問

何回目かのの筑波。バスの中でアカハラの話をしている方がいて思わずこんなところで話していて大丈夫なのかと思う。降りるバス停がよくわからずまごつく。建物は好きになれないが緑が多いキャンパスは気持ちがよい。教室に入ってしまうと夏休みに小学校に来…

本と雑誌

復刊されてる。嬉しいな。http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4862481493/Yさんの話では次号のナンバーは格闘技特集。各誌絶賛の『1976年のアントニオ猪木』について“あの人”が「真実」を語っているそうです。たのしみですね。 ▼ 特別インタビュー・アントニオ…

ニッカツの方のロマン主義

渋谷シネマヴェーラで「官能の帝国 ロマンポルノ再入門」鑑賞。 18:10『鍵』(90分) 19:50『㊙女郎市場』(70分) 21:10『花芯の刺青 熟れた壺』(74分) http://www.cinemavera.com/timetable.html 『鍵』は相米慎二『ラブホテル』のプリント不良のため急遽上映…

力の思想、思想の力

大変面白いトークイベントでした。“赤い”傘(日独韓) 自称“弱者の味方”と「弱者」と名指すことの問題点 政治的なものと経済との分離(政治的なものの優位)など。冒頭の戦後史の概括などもう少し手早くできるとさらに良かったかもしれませんが、ホワイトボ…

常識、それはJBがもっているもの

下記、参加。いやー面白かった。もう、完全にミーハーですが、ラジオでお世話になっている方を間近に見られて嬉しい。『魂の行方』増補版も出るそうなので楽しみです。 青山ブックセンターHMV渋谷店「本屋の教室 音楽の時間」 第三回 「JBのルーツ、JBが遺し…

善男善女にまぎれて見仏

帰省したついでに「これでいいのだ!」(『SPA!』)で福田和也が言及していた仏像を見に滋賀へ。 「中国・山東省の仏像 −飛鳥仏の面影」 企画展「小さきもの みな 美し」 http://miho.jp/japanese/collect/archives/2007/spring.htm 快晴。盛況。京都の…

国家から国家と暴力

池袋ジュンク堂 佐藤優書店 14時〜 佐藤優(佐藤優書店店主)「国家の崩壊」は如何に書かれたか? 盛況。立ち見というか、入れないお客さんが外で聞き耳を立てていたくらい。お話はいつもどおり面白かったです。 朝日カルチャーセンター 激論 国家と自由 哲…